研究テーマと概要
本研究室では、超高齢社会における健康増進のため、疾病回避モデルから健康生成モデルへの転換に向けた実践的な研究に取り組んでいます。特に、スマートウォッチやアンクルバンド型加速度計などのウェアラブルデバイスを活用し、高齢者の日常生活における行動データを長期間にわたり収集・分析しています。これにより、健康アウトカム(フレイル、認知機能低下など)との関連性を人工知能(AI)で明らかにし、フレイルならびに認知症の予防や健康維持に役立つ情報を提供します。また、平時より高齢者の活動を記録し健康行動との関連を明らかにすることで高齢社会の科学を発展させる大規模なデジタルレジストリ「デジタルコホート(仮)」の構築を目指しています。
また高齢期、特に後期高齢期における健康と自立の維持を目的とし、老年症候群を予防する新たな健診システムを開発するための地域在住高齢者を対象とした包括的健康調査「お達者健診研究」を2011年から現在まで継続して行っており、多くの知見を国内外に発表してきました。
さらに、より行政や地域住民と連携し、住民主体の介護予防リーダーの育成や地域の健康づくり活動を支援しています。これにより、地域全体での健康維持と介護予防の促進を図っています。
研究キーワード
フレイル、認知機能、介護予防、ウェアラブルデバイス、デジタルコホート
その他
分担研究、共同研究、受託研究のお申し込みを積極的に受け入れています。また本テーマに興味のある大学院生、研究スタッフはお気軽にお問い合わせください。
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