研究テーマと概要
高齢期における諸々の課題に対しては、科学的な根拠の蓄積と同時に、社会実装を目指した手法が求められます。身体活動のほか、知的活動や社会的活動など、日常での多面的な活発な活動の促進は健康長寿の延伸に寄与するものと考えています。これらの活動を効果的に推進するためには、理学療法のみならず、ヘルスケアに携わる専門職、さらには経済・産業・環境などの幅広い領域との関わりも重要となります。本研究室では、ヘルスケアに携わる様々な領域に関心を持つ方々と協働して、発展的な研究活動に取り組んでいきたいと考えており、高齢期における新たなイノベーションの創出を目指した地域コホート研究を基盤としたKU-AI(Kagoshima University Aging & Innovation)Studyを展開しています。グローバル化の時代において、鹿児島だからこそできることを探究し、世界に発信できる研究に取り組み、地域社会の発展に寄与できる研究活動につなげていきたいと願っています。
研究キーワード
フレイル、サルコペニア、地域コホート、介護予防、認知症予防
その他
大学院生、研究室スタッフ、共同研究等を募集しています
研究室問い合わせ
鹿児島大学大学院保健学研究科
https://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~g-health/